ドリーミングホース
最近コーヒーを自分で淹れて飲まれる方が増えてきました。またコロナ禍以降、おうちでコーヒーを飲まれる機会も増えました。その中で、どれだけの方が、美味しいコーヒーを淹れられておられるでしょうか?私の考えるこのカップと、当店のドリップバッグがあれば、確実に簡単に美味しいコーヒーが淹れられます!また、大事な方にも自信をもって淹れてあげる事ができ、より楽しく美味しいおうち時間となること間違いなしです。
2021年、7年余りあたため続けてきたオリジナルマグカップを、手作りサイトCreemaさん企画のクラウドファンディングに挑戦しました。その時のプロジェクト説明をそのままご覧頂き、熱い想いで制作にあたった経緯を知って頂けましたら幸いです。
以下、プロジェクト引用。
自分で淹れたコーヒーに自信がもてるカップ「ドリーミングホース」
~はじめまして~HiTo Coffee Beans (ヒト コーヒー ビーンズ)と申します。
2009年11月、神戸山の手にて、スペシャルティコーヒー自家焙煎コーヒーと自家製ロールケーキの店として、オープンしました。
Creemaさんへは、2018年からギフトセットを中心に出品させて頂いております。
当店のコーヒーを、とにかく手軽に美味しく‼︎をモットーに考えております。贈られた方が、頂いてすぐ!届いてすぐ!お楽しみ頂けますよう、手軽ではあるけれど、高品質である事も重要視しております。また、ラッピングはどこか鈍臭いけれど、手作りの懐かしさ温かさが感じで頂けると良いなぁと思い、私の手作りで一つずつお包みさせて頂いております。贈った方も、贈られた方もワクワクするような、心温まるギフトでありたいと願っております。当店人気は、『母の日ギフトセット』『父の日ギフトセット』です‼︎また、『夏ギフト』としても、人気です!一度ご覧になって頂けましたら幸いです。
2009年11月神戸山の手にて、スペシャルティコーヒー自家焙煎コーヒーと自家製ロールケーキの店としてオープンしました。自分達のライフワークであるネイティブ・アメリカンLAKOTA族のアートを楽しみながら、自分達の思う最高に美味しいコーヒーをお飲み頂きたく、また、当店のコーヒーを通じてヒトと人が繋がる、そのような空間でありたいと願い始めました。
Creema SPRINGSには….
今回Creema SPRINGSには、自ら応募し、参加させて頂きました。何度も募集があり、その度にどうしようか⁇と悩んできましたが、何年も動きたくても動いてこなかった?!、今年は、今まで思っていた事を動かしてみよう‼︎と決めて、思い切って参加させて頂きました。半ば、他にも動いていることがあり、サポート下さった方々にご迷惑もお掛けしながら….。やっと、ここまで辿り着きました。何とか実現させたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
~さて本題のプロジェクトです~
プロジェクトについて今回プロジェクトでは、出品中の作品の中でも人気のある当店オリジナルコーヒードリップバッグ(シュンカワカン)をより簡単に、より美味しく、私が長年考え抜いた当店黄金比なるマグカップを制作致します‼︎もちろん、ご自分で抽出されたコーヒーでも美味しくお飲み頂く秘密が隠されています。長くなりますが、どうぞお付き合い下さいませ。宜しくお願い致します。
プロジェクトに至るまでには….
この当店のオリジナルコーヒードリップバッグは、オープン当初より販売させて頂いておりまして、只今干支を一周しようとしております。販売当初より、店頭でのご購入時、このコーヒードリップバッグを初めてご購入頂いた方には、コーヒードリップバッグの作り方を説明させて頂いてきました。その中で、コーヒードリップバッグは大手コーヒーメーカーが従来より生産されている為、目新しい商品でもなく、作り方をご説明させて頂くと、「はいはい、分かってますよ!」と、いう反応が返ってきました。いや、しかしながら、自分達が作ったコーヒーで、自分達が扱っているコーヒードリップバッグの形状での、自分達が思い描いている、自分達が美味しいと感じる理想のコーヒーの味を、とにかく簡単に、おうちや職場など、お持ち帰り頂いた先で、お店に近いマスターが淹れたコーヒーに近いカタチで、再現しお楽しみ頂きたく、お買い上げの度に、お一人ずつ、頑固にご説明させて頂きました。その甲斐があり、リピートして下さる方、又、コーヒー好きの友人にプレゼントしたい!又、贈答品としてお使い頂けております。ご来店頂いて私達より直接ご購入頂く方にはご説明させて頂けるので、少なからず自分達の思っているお味でお飲み頂けているかもしれませんが、プレゼントされた方へは、パッケージの中の説明書をお読み頂ければ良いのですが、普及品であるため、「はいはい、分かってますよ!」と言う状況になると思います。もちろん、コーヒードリップバッグと言う商品は、飲まれる方のお好みで、量や濃度を調整するものでもありますので、そのように自由にお飲みいただいても美味しいようには作らせて頂いておりますが、より美味しくお飲み頂ける方法を知りながら、お伝えできないもどかしさを抱えておりました。
~その時、出会うのでした~
ご購入頂いた方々に、ご説明をさせて頂きますが、実際は、カップの大きさや、状況が変わればもちろん味も変わります。どうすれば、手軽さと美味しいが実現するのか?なぜ?そこまで⁇と、思われるかも知れませんが、お買い上げ頂いた先まで、どうしても良い状態でお飲み頂きたいのです‼︎
探しに探しました!
その時、私の理想とするコーヒードリップバッグを作るのに、最適なカップに出会ったのでした‼︎
それが、今回のプロジェクトの制作カップの原型となるカタチです。
(この度のプロジェクトにあたり、カップ制作会社の方に直接お話を伺いますと、このカップに限っては、20年デザインが変わらず、長年愛用されているそうです。私も愛用者の一人で、この品質と完成されたデザインに惚れ込んでいます。)
私の考える理想とは….
①オリジナルコーヒードリップバッグの形状が両掛けタイプなので、フック部分が、カップにしっかりかかること。
②コーヒードリップバッグにお湯を注ぎ切った時に、コーヒードリップバッグがお湯に浸かった状態を保てること。(パッケージ内にある説明書や直接のご説明時には、カップに注ぐ湯量200ccとおすすめしている。その200ccが入りきる。)
※ティーカップの大きさによっては小さ過ぎたり、マグカップでは大き過ぎてコーヒードリップバッグがお湯に浸からない。
③コーヒードリップバッグをお湯から引き上げた後の量が、店内でお飲み頂く量と同じであること。
④カップの口当たり、持ち手の持ちやすさ、耐久性があり、普段使いしやすいこと。
⑤お店でドリップしたコーヒーの味に限りなく近く、再現性が良いこと。
⑥コーヒー1杯を飲む量に最適で、飲みごたえはあるけれど、又、飲みたくなる量であること。
(これは、当店のコーヒードリップバッグに使っているコーヒーの特徴でもあり、コーヒーの品質重要視部分です。)
探し当てた最適カップとプロジェクトカップの違いは⁇
探しに探し当てた最適のカップは、理想の要素は入っていますが、干支一周分のご来店の方のほとんどは、『計る』と言う行動をして下さるかたは、なかなかいないのが現状です。
特に、コーヒードリップバッグは、計らなくても簡単だから好まれる商品ですから、当然のことです。
では、計らなくて、簡単に理想に近づくには….?
それが、今回のプロジェクトカップ、原型となるカップに目盛りの役割を果たす『印』を入れる事でした。
プロジェクトカップの意味するところは….
少し話は戻りますが、当店のお店のコンセプトとして掲げている部分には、コーヒーの品質重要視はもちろんのことですが、自分達のライフワークであるネイティブ・アメリカン(LAKOTA族)の世界観をお店、コーヒーにも表現したいと考えております。遡ること数十年前、映画『ダンス ウィズ ウルブズ』では、LAKOTA族と中尉との初めての交流は、コーヒーを飲むこと。言葉は通じないけれど、コーヒーがお互いの距離を縮めるきっかけとなりました。当店のコーヒーをお飲み頂くことにより、交流、穏やかな時間が流れる存在でありたいと願うのです。プロジェクトカップには、その存在を感じるような、自分達にしかできないカップを制作したく、練りにねってきました。また、オリジナルコーヒードリップバッグには、『シュンカワカン』と言う名前がついています。その意味は、『シュンカワカン』は、LAKOTA語で「馬」を意味します。LAKOTAの生活には、「馬」は絶対にかかせません。いつも一緒に暮らし、ある時は荷物や人を運び、ある時は勇敢に戦い、いつでもそばにいて助けてくれるのです。そう言う意味を込めて、いつでもどこでも身近にあなたのそばに置いて頂き、手軽に持ち歩いて頂けましたら幸いと込めています。
話を戻しますと、今回のプロジェクトカップは、その『シュンカワカン』を手軽に美味しく飲む事を第一目的に考え、カップデザインは、マスターが描く『シュンカワカン』=「馬」にまたがり狩りをするLAKOTAの戦士、プロジェクトカップの内側に目盛りを意味する重要な「印」は、LAKOTAの戦士から放たれた矢、追うバッファローの足跡、LAKOTA 族の伝統的なモチーフで表現しました。この「印」の意味するところは、高い位置の矢部分が、コーヒードリップバッグを設置して、200ccのお湯を注いだ時の目印、また、下の位置の矢部分は、コーヒードリップバッグをお湯から引き上げた目印となります。(コーヒードリップバッグを直ぐに引き上げるのではなく、滴るコーヒーを目印まで待って頂きたいと考えます。)また、ご自分で抽出する場合は、一杯のコーヒーを飲む量にして頂いたり、カップに直接抽出する場合、下の矢部分で抽出を終了して頂くと、最適なコーヒー量で、快適にお飲み頂けます。
お湯の量を計らずとも、自然と矢を放つようにお湯を注ぐだけで、コーヒーが出来上がってしまうのです!こちらが、今回のプロジェクトの醍醐味です!
プロジェクトカップにも、私の長年の夢を載せて、また、親しみと皆様の豊かなコーヒータイムを願い、『ドリーミングホース』と名付けました。皆様のお手元に届きます様に….。
最後に….
このプロジェクトカップ、『ドリーミングホース』があれば、難しいことは抜き!自然と美味しいコーヒーが飲めてしまうのです!
この『ドリーミングホース』があれば、細かい説明がなくても、お店の味、マスターが淹れた味を、私達が皆様にお飲み頂きたいと考える理想の味を手軽に再現して頂けます。
コーヒードリップバッグであっても、上手くコーヒーが淹れられない、美味しいのか分からない⁈とお客様からお伺いすることもしばしば。この『ドリーミングホース』があれば、失敗知らず‼︎私達が考える美味しいコーヒーを淹れる事が出来ているのですから、お店からの太鼓判付き‼︎
タイトルにありますように、自分で淹れたコーヒーに自信を持って頂いて良いのです!また、自信が持てたならば、大切な方、お世話になっている方、身近な方にも淹れてあげたくなりませんか?飲んで欲しいなぁと思われませんか?また、プレゼントしたら喜ばれるのではないかなぁ?なんて思って頂けましたら、幸いです。
まさに『ドリーミングホース』。
コーヒータイムが豊かに流れること、お約束できると思います。コーヒーは、お飲み頂く直前までの作業は、お店でない限り、お買い上げ頂きましたお客様にかかっています。
この『ドリーミングホース』がありましたら、私達も安心してコーヒーがお届けできるなぁと思っております。
コーヒーをお買い上げ頂いて終わりではなく、『シュンカワカン』『ドリーミングホース』をお側に置いて頂けましたら、お飲み終わりのその時まで、お店の味が保て、一杯のコーヒーの意味が果たせるのではないかと考えます。
大切に育てられたコーヒーが産地より遥々当店にやって来て、当店で焙煎し、沢山の過程を経て一杯のコーヒーが完成します。そのコーヒーを直接、お飲み下さるお客様の元へお届けできるのが自分達の役目だと思っております。そのコーヒーをより丁寧に美味しくお飲み頂けるよう工夫するのも自分達の役目だと思っております。
このプロジェクトカップが出来ましたら、一杯のコーヒーが出来るまでのストーリーが完成する、コーヒー屋としての責任が果たせたようにも思えます。
皆様のコーヒータイムがよりよく豊かでありますように‼︎長々と、本当にありがとうございました。